歯科治療による患者さんのご負担を軽減したい
今日、一般的な歯科医院の中で全身麻酔法を導入している医院は、全国的にも多くありません。だからこそ当院院長は、導入を決意しました。こちらでは兵庫県姫路市、森本歯科医院・全身麻酔歯科治療における、全身麻酔法導入の理由、また院長の想いをご紹介します。
どんなに予防をしているつもりでも、生涯虫歯を知らずに過ごせる方は、ほとんどいないでしょう。それだけ虫歯、また歯科治療は避けて通れないものだといえます。
しかし患者さんの中には、「疾患を持っている」「何らかの心身的な事情がある」「嘔吐反射が強い」などといった理由から、歯科治療を受けたくても一般的な歯科医院では治療を受けられないという方もおられます。また、歯科に対して強い苦手意識を持ち、怖がって泣いて暴れたり、口を開けなかったりするお子さんも少なくありません。
虫歯や歯周病など、お口の中の病気は放置すればどんどん悪化してしまいます。そこで当院では、様々な事情をお持ちの方にも歯科治療が受けられる機会をつくりたいと考え、全身麻酔を導入したのです。
一般的な歯科医院では技術的にも設備的にも、全身麻酔を用いた治療を行うことは難しいといえます。またそのために、治療内容としてもできないことが多いのが現実です。
逆にいえば、技術を備えて設備を整えられれば対応できる症例の幅が広がり、今までできなかったケースの治療も可能になります。当院では全身麻酔による歯科治療が行える環境を整えることで、不可能を可能にし、あらゆるお悩みの解決を実現します。
当院では、全身麻酔のほかにも「静脈内鎮静法」などの一般的な麻酔法にも対応しており、一人ひとりの患者さんのご希望や不安の強さなどに合わせて、適した方法をご提案しています。
静脈内鎮静法では約1～2時間鎮静状態を保つことができ、治療内容によってはこれによって十分な治療ができるケースもありますが、効果には個人差があり、中には数回に分けて治療を行うケースもあります。それに対し全身麻酔では、約3時間完全に無意識な状態で痛みなく治療が行えるため、静脈内鎮静法で複数回かけて行っていた治療も1回で終えられるようになるのです。
これは、歯医者に対して苦手意識の強い患者さんの心の負担を軽減することにつながります。少しでも患者さんが、楽に歯科治療を受けられるように……。全身麻酔の導入には、こうした想いが込められているのです。
